第8回「こすぎの大学〜武蔵小杉を遊ぶ〜」(2014年4月11日)


川浪英喜さん
川浪英喜さん

「武蔵小杉を遊ぶ」をテーマに、かわさき名産品認定「リングビー」を開発されている日本リングビー協会 川浪英喜さんを先生役とお迎えします。リングビーを使った新スポーツ「スコアーズ」の開発秘話などをクロストーク形式でご紹介していただき、その後、参加者の方々とダイアログやワークショップを通じて理解を深めました。


授業風景


クロストーク

日本リングビー協会 川浪英喜さん
日本リングビー協会 川浪英喜さん

オカポン、改め、オカから川浪英喜(ヒデ)さんの紹介

  • 出会いは今から4年前。2010年3月にtwitterでヒデさんと出会い、リングビーを購入。1か月後の4月、代々木公園でリングビーの体験会を開催していただく。

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自己紹介

  • 武蔵小杉(市ノ坪)の三喜工業株式会社に勤務。
  • 日本リングビー協会 代表、特定非営利活動法人スポコレ 常務理事。

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リングビーの紹介 (遊び方など)
  • やわらかいので安全・安心!
    リングビーの材料はやわらかいのに密度が高い高品質の天然ゴムスポンジ。真ん中に大きな穴が空いていて、体にあたっても変形して衝撃を吸収するのでけがの心配なし。
  • 投げ方が自由!
    リングビーは既存のフライングディスクと違い両面がフラットなので浮力が発生せず、ボールを投げるように上から投げても、まっすぐ飛んでいく。縦・横・斜めどの方向からでも投げることができ、まっすぐ転がすこともできる。
  • キャッチの仕方が色々!
    真ん中の穴に手や足を入れて捕ったり、転がしたリングビーを蹴り上げて捕ったり。
  • 小学校に出張授業も。ボールを投げるのが苦手な子どもたちもリングビーで投げる楽しみを知って、リングビーだけでなく、ボールを投げるのも上手になる。
  • 今の子どもたちがボール投げが苦手な理由は、ボールを投げられる場所がないから。公園は「ボール投げ禁止」が当たり前に。
  • 当初、小学校にリングビーをサンプルで送付しても無反応。リングビーをどのように授業に採用すればいいかわからないのが理由。なので、リングビーを使ったゲームと一緒に小学校に紹介すると共に体験する場を提供。一度、体験していただくと再度授業の要請があったり、リングビーを購入していただけることに。モノ(リングビー)だけでなく、コト(ゲーム)を提供することが大切。

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スポコレとの出会いや活動紹介

  • 2010年にオカと出会ったのと同時期に、スポコレという団体がドッジビーを使ったイベントをしたけど盛り上がりに欠けた・・・というtwitterを見つけ、リングビーを紹介。その2日後にはスポコレのメンバーと会い、リングビーを体験していただき、意気投合!
  • スポコレ(特定非営利活動法人スポコレ)は、誰でも気軽にスポーツを楽しめる場を提供したいというコンセプトで活動中。ニュースポーツの開発や、あまりメジャーではないスポーツの普及を推進。
  • リングビーを使った新スポーツ「スコアーズ」の他に、ウォーキングタグラグビー、ネットボールのイベントを定期的に開催中。

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スコアーズの開発

  • スポコレのメンバーと共に試行錯誤しながら、リングビーを使った「スコアーズ」という新スポーツを開発。バスケの3on3とアメフトをミックスしたようなゲーム。
  • 攻撃は4人(レシーバー含む)、守備は2人。攻撃に有利なルールにすることで、多くの得点を入れられる楽しさを追求。

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スポコレやリングビー/スコアーズでヒデさんが目指すこと

  • 今は、子どもの体力低下と共に、スポーツができる人とできない人の二極化が進行。老若男女、誰もがスポーツを平等に楽しめる環境づくりを目指している。
  • 子どもの体力低下は、公園の「ボール投げ禁止」など大人が作ったルールが原因の一つ。だからこそ、大人の自分たちが新しいルールを作る必要がある。
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スコアーズの開発
スコアーズの開発

当日のプログラム

当日のゴール「武蔵小杉をゲーム化」

 

1時限目

川浪英喜さんの話を聞いて、気になったキーワードをポストイットに書いてください。

 

2時限目

川浪英喜さんの話を聞いて、気になったキーワードと、その理由をシェアしてください。

 
3時限目
武蔵小杉を楽しむ、武蔵小杉の日常をゲーム化するためのルールを考えてください。
 
4時限目
武蔵小杉を楽しむ、武蔵小杉の日常をゲーム化するためのルールを考えてください。
 
プログラム資料
プログラム資料

当日のアウトプット

  • タワマンで逃走中
    人気の番組『逃走中』と『戦闘中』を武蔵小杉仕様にカスタマイズ。ハンターは法政大学のアスリート、バトルボールはリングビー。
  • ゴミを楽しむ
    拾ったゴミを換金。中原区を4つの地域に分割して対抗戦。楽しみながら、自分たちの街をキレイに。
  • いつでも誰でもI LOVE 小杉
    武蔵小杉に関わる方がいつもで参加できるゲーム。24時間/365日、武蔵小杉の好きなところを見つけて報告。武蔵小杉の魅力を可視化。
  • 非日常を日常にゲーム
    商店街でリングビーを使ってドッジボール、等々力競技場でかくれんぼ、道路を封鎖してリングビー合戦。いつも接している空間を非日常の空間に。
非日常を日常にゲーム
非日常を日常にゲーム

関連資料

 

第8回「こすぎの大学〜武蔵小杉を遊ぶ〜」受講ノート
第8回「こすぎの大学〜武蔵小杉を遊ぶ〜」受講ノート