2024年最初のテーマは「多様性って何だろう」。
先生役は川崎市市民文化局パラムーブメント推進担当藤井英樹さんとバイオリニストで認定ワークショップデザイナーの南條由起さん。
多様性ってよく聞きますが、結局、なんでしょうか。
当日は、音楽の即興体験なども交えながら、多様性について考えました。
【日時 】2024年 1月12日(金)19:28-21:15
【先生役】川崎市市民文化局パラムーブメント推進担当 藤井英樹さん
バイオリニスト・認定ワークショップデザイナー 南條由起さん
音楽ワークショップサポート 相澤亙さん(キーボード)
【場所 】中原区役所
【参加者】33名
●先生役 南條由紀さんのプロフィール
Violinist。東京藝術大学卒、同大学院修了。英国王立音楽院大学院修了(最高位DipRAM称号拝受)、在学中コリン・デイヴィス指揮のもとリーダーを務めた。ロンドン交響楽団にて研鑽を積む。神奈川フィルと協奏曲を共演。ゲスト首席奏者としても出演する。かながわ音楽コンクール1位、神奈川県知事賞他、国内外で多数受賞。
ジャンルを越境した多様な形態の演奏・録音活動を展開し、企画・出演の演奏会は毎度好評を得る。「芸術を社会に(で)活かす」「インクルーシブな音あそび・音楽づくり」をテーマに、社会包摂や教育プログラムの研究開発実践を通して社会課題の解決貢献を目指し、他分野協働も積極的に行う。教育分野では研究者らと継続的に共同研究を行う。これまでに東京藝大教職課程、昭和女子大教養科目、川崎市文化財団主催講座他、ゲスト講師として登壇、人材育成も行う。日本音楽教育学会正会員、英国エルガー協会、RMAJ会員。
先生役 藤井英樹さん・南條由起さん
2024年最初のこすぎの大学は川崎市市民文化局とのコラボ授業。川崎市が推進するパラムーブメントをテーマに「武蔵小杉でいろいろねいろ」と題して開催しました。
先生役は3名。
川崎市市民文化局パラムーブメント推進担当 藤井英樹さん
バイオリニスト・認定ワークショップデザイナー 南條由起さん
音楽ワークショップサポート 相澤亙さん(キーボード)
授業の準備風景です。
バイオリニスト 南條さん、キーボード 相澤さんによる練習風景。
パラムーブメントのモニュメントもかわいいですね!
2024年最初の授業には約30名の生徒役が参加。チェックインでは「今年の抱負」を紹介。
授業の前半は、川崎市市民文化局パラムーブメント推進担当 藤井英樹さん(FJさん)から「多様性ってなんだろう~かわさきパラムーブメントの実践から~」の紹介。
パラムーブメントを通じて目指す超絶やさしい社会。多様な人々が包摂・寛容を大切にして共生する社会。そのためには、答えよりも問いが重要。正しさだけが答えではない。実践には、余白ややわらかさ、さらには“どちらか”ではなく“どちらも”というマインドや姿勢が大切とのことでした。
授業の後半はバイオリニストでありながらワークショップデザイナーである南條由起さんと相澤瓦さん(キーボード)によるワークショップ。様々な楽器やモノの音色を絵で表現。それを楽譜に見立ててグループでジングルを即興演奏。
様々な楽器やモノの音色を絵で表現。それを楽譜に見立ててグループでジングルを即興演奏。様々な音色に囲まれながら、大人も子どもも笑顔で楽しんでいます。
様々な楽器やモノの音色を絵で表現して発表している様子です。
様々な楽器やモノの音色を絵で表現した後はグループに分かれてジングルを即興演奏。
4つのグループに分かれて作曲したジングル。続けて演奏すると共にバイオリンとキーボードも添えて一つの楽曲に。バラバラの楽器、即興で作曲した4つのジングル。それらが一つになると不思議なことにとても美しい楽曲になって感動しました。本当に不思議な体験でした。
「いろいろねいろ」のワークショップを通じて、川崎市が目指すパラムーブメント、そして、ブランドメッセージ「Colors, Future!」で掲げている「多様性って可能性」を実感しました。
ワークショップを終えた後は、南條さんと相澤さんから美しいバイオリンとキーボードによる演奏のプレゼント。うれしいお年玉。生演奏に感動しました。
いろいろねいろのワークショップを通じて川崎市が目指すパラムーブメントを体験した授業の様子をグラレコ。
いろいろねいろのワークショップを通じて多様性を体験した後は、先生役・生徒役の全員で集合写真。
授業の後はいつものように焼辰さんで懇親会。辰年の2024年。焼辰さんの年。焼辰さんの能登半島地震の募金へのご協力もありがとうございました。