COVID-19の影響でこすぎの大学も4月以降はオンライン授業で開催しています。オンラインという特性を活かし、場所の制約を超えた企画「全国のソーシャル系大学巡り」を準備しました。
第3弾は土佐志民大学(高知県高知市)です。
土佐志民大学の浦井理恵さんから「ごめんなさいプロジェクト」を紹介していただきました。
【日時 】2020年10月 9日(金)19:28-21:15
【場所 】zoomによるオンライン授業
【先生役】土佐志民大学 浦井理恵さん
【参加み】27名
<土佐志民大学>
「社会を変える市民の学び舎」をコンセプトに、四国・高知県にできた市民大学です。
現代社会には、就労問題や地域の過疎化、性的マイノリティ、ひきこもりなど、発掘・解決していかなければいけない社会問題が多くあります。それらにも目を向けながら、学び合える場を目指しています。
社会をよくしよう、楽しくしよう。そういった”志”を持った市民が集まり、未来を考えて行く、それが「土佐志民大学」です。
課題先進県である高知から社会、未来を変えるスタートアップをしていきます。
<先生役 浦井理恵さんのプロフィール>
ごめんなさいプロジェクト実行委員会 事務局長
NPO高知市民会議 理事長
東京都板橋区生まれ。4歳の時に高知へ移住、学生時代を過ごす。20歳になり都会での生活に憧れ上京するが27歳で高知へUターン。葬祭業に従事している傍ら、NPO、ごめんなさいプロジェクト、手話サークルなど様々な活動に参加している。
<ごめんなさいプロジェクト>
「ごめん文化」を世界に発信!! 南国市の中心でごめんなさいを叫ぶ「ごめんな祭」高知県南国市にある「ごめん町」を謝罪の聖地として全国に向けて発信し
「ごめん文化」を定着させることで、地域活性化に繋げていくことを目的とした「ごめんなさいプロジェクト」は、
南国市在住の30〜50代の有志が集まる任意団体です。2012年の発足以来、様々なイベントや商品開発、市民会議を企画してきました。当日は、実行委員会のメンバーと一緒に、これまでの活動を紹介させていただきます。
https://www.gomennasaiproject.com/
高知県南国市にある後免(ごめん)町の活性化に向けた各種取組み。ごめんな祭、ごめんなさい神社、ごめん野菜などの豊富なアイデアとアクション。COVID-19中は「#謝リレー」「#ネットでごめんなさい」というNew Normalなごめんなさいも(笑)。
楽しみながら地域活性化に取り組んでいる姿勢が印象的でした。
①地域の魅力は人と人の繋がり、②地域の課題は人材と資金、③地域活性化のポイントは継続というまとめもあり、コミュニティ活動への向き合い方も学ぶことができ、楽しく、そして、多くの学びに溢れた時間でした。
そして、最後は参加者全員が自分の部屋の中心で「ごめんなさい」を(小さな声で)叫んだり。
8月から3か月間にわたって開催した全国のソーシャル系大学巡りも今回で終わり。COVID-19で気が滅入ることもありますが、オンラインで場所の制約を超えて全国の取り組みを知ることができるという楽しさや学びが得られたという恩恵を実感した3か月間でした。
2畳大学・交野おりひめ大学・土佐志民大学のみなさん、そして、参加者のみなさん、ありがとうございました。