第55回「こすぎの大学」は「武蔵小杉で昔ながらのご近所付き合い」と題して、先生役として株式会社 AsMama 内山茜さんをお迎えしました。
最近、シェアリングエコノミーという言葉を聞く機会が増えました。シェアリングエコノミーの優良事例として
注目されるAsMamaさんは、送迎・託児を顔見知り同士で頼り合う「子育てシェア」の運営と地域の親子が出会う・つながる親子交流の場づくりをしています。
AsMama 内山茜さんの活動や思いをお聞きし、参加者の皆さんとご近所付き合いについて探求しました。
【日時 】2017年7月14日(金) 19:28~21:15 ※受付開始は19:00~
【場所 】中原区役所 5F 会議室
【先生役】株式会社AsMama 内山茜さん
【参加者】24名
<プロフィール>
幼少期〜学生時代を川崎・横浜で過ごす。
出産後もフルタイムで仕事を続けていたが「小一の壁」に直面し、リモートで働けるスタイルと子育てがキャリアに変わることに魅力を感じ、2014年より株式会社AsMamaに参画。
現在はダイレクトマーケティング部に所属。全国各地での講演や事業説明会の実施をはじめ、地元で活動するママサポーターと共に広報活動をするなど、子育てを地域で支える新しい仕組みづくりに取り組んでいる。現在、長男(小4)と長女(年中)を育てる2児の母。
※2017.4現在
●子育てシェア「AsMama」
リアルとネットを融合した顔見知り同士のママサポートコミュニティ。親子で顔見知りだからこそ安心、顔見知りでも気兼ねなく頼り合える環境を実現。
●ママサポーター
「つたえる活動」「つながる活動」「たよられる活動」。助けられるだけでなく、助けることで頼られる存在に。必要とされるからマネタイズできる。「Win-Win-Win」のビジネスモデル。
●川崎や武蔵小杉周辺での取り組み事例
スーパーベルクさんや美容室キャメルさんとのコラボレーション企画を実施中。
授業のゴール「武蔵小杉のご近所付き合いを増やす」
1時限目(個人ワーク)
内山茜さんの話を聞いて気になったキーワードをポストイットに書いてください。
2時限目(グループワーク)
内山茜さんの話を聞いて気になったキーワードと理由をグループの方々とシェアしてください。
席替え
3時限目(グループワーク)
自分が自分らしく、大切な人がその人らしく暮らすために、手伝ってほしいこと、自分が手伝えることを紹介し合ってください。
4時限目(グループワーク+発表)
武蔵小杉に暮らす方々が、自分らしく暮らし続けるためにお手伝いできることを考えてください。お手伝いは難しくても、まずは、みんなの気持ちを振り向かせる標語(キャッチコピー)を考えて発表してください。
グループ発表「武蔵小杉に暮らす方々が自分らしく暮らし続けるためにお手伝いできること」
●いつも心に二ヶ領用水
自分にできること。自分が助けてもらいたいこと。助けたい想いを集めて必要な人に公平に分け合う仕組みをつくる。仕組みと思いやりの両方が大切。
●こすぎなおせっかい
庭の手入れや子育て、Web制作など、みんなができることを濃すぎるくらいにおせっかいし合う。おせっかいが非日常でなく、日常になる武蔵小杉を目指す。
●つぶやく
「通勤がつらい」「夕食作るのが面倒」など、些細なことでもつぶやく。つぶやくことでストレス解消にもなるし、そして、誰か助けてくれる人が現れるかもしれない。そして、誰かがつぶやいていたら、自分のできる範囲で助けてあげる。
●お手伝いマルシェ
毎月第4水曜日の「武蔵小杉マルシェ」での野菜販売が定着したように、自分ができることを提供し合う「お手伝いマルシェ」を開催する。モノでなく、コトをシェアする仕組み。
●こすぎサポーター、いろいろ揃っています
ダイバシティ溢れる武蔵小杉。「こすぎの大学」で出会った片付けパパ、STEP CAMP、コミュニケーションに優れた先生役も然り、生徒役の方々も然り、多くのサポーターが揃っている武蔵小杉。