第49回「こすぎの大学」は「武蔵小杉と川崎市の思い出・Joint・開拓」と題して、先生役として川崎インフルエンサー 細野直人さんをお迎えしました。
週末には、武蔵小杉だでなく、川崎のイベントに参加して臨場感と地元愛に溢れたレポートを発信し続けている細野直人さん。みんなから「ほっちょ」の愛称で愛される細野直人さんの活動や思いを紹介していただき、その後、参加者のみなさんと共に「地域に生かされる」を探求しました。
【日時 】2017年3月10日(金) 19:28~21:15 ※受付開始は19:00~
【場所 】中原区役所 5階 会議室
【先生役】川崎インフルエンサー 細野直人さん
【参加者】32名
●川崎の温かな学び溢れるコミュニティ活動
ツナガリを求めて参加したSNS交流会。定期的に会える機会につながらず、経済的・精神的にも疲弊してリタイヤ。心がボロボロに落ち込んでいた時に出会った川崎のコミュニティ。
●「こすぎの大学」を通じて他コミュニティに参加
グリーンバード、こすぎナイトキャンパス読書会、農園フェス、かわさき色輪っかつなぎ、新丸子ゴールデンルート倶楽部など、多くのコミュニティに参加するようになり、多くの方々との出会いが生まれた。
●コミュニティに参加しての気づき
検索よりも「探索」。現場を探索することでしか得られないことがある。
招待でなく「発信」。他コミュニティの魅力を発信し続ける。
●「感謝」と「温かさ」
「ほっちょ、ありがとう」と言われて、うれしかった。安全な場、感謝の場、温かい場。
授業のゴール「“地域を活かす”と“地域に活かされる”」
1時限目(個人ワーク)
細野直人さんの話を聞いて、気になったキーワードをポストイットに書いてください。
2時限目(グループワーク)
細野直人さんの話を聞いて、気になったキーワードと理由をグループの方々とシェアしてください。
席替え
3時限目(グループワーク)
自分は良かれと思いつつも、“地域”コミュニティにプラスの影響だけでなく、マイナスの影響を及ぼしていることは?
4時限目(グループワーク+発表)
「地域に活かされる」とは、どのようなことなのでしょうか?そして、そのために心がけることは?
グループ発表「“地域に活かされる”とは」
●笑点街
理想でなく実行、理論でなく実施。頭の中で描くだけでなく、実際に街の中で行動していくこと。それが信頼に繋がって関係性が築かれ、笑顔や笑い声が溢れる良い街になっていく。
●根底にあるのは感謝の気持ち
自分は良かれと思いつつも相手にとって負担になっているケースもある。目に見えていることだけでなく、その裏側にあることにも目を向ける。根底にある共通の要素である「相手への感謝」を忘れないこと。
●面倒くさくないおせっかい
おせっかいは大切。ただし、良かれと思っていても相手が負担に感じる場合もある。相手の視点に立った適度なおせっかいが大切。
●どうでも「いい塩梅」
しがらみに囚われすぎず、しかし、相手のことを尊重するというバランスが大切。相手に対する「寛容性」と、相手を受け止めつつも自己を大切にする「柔軟性」を持ち続けること。柔軟性は言い換えると「どうでもいい」。
●お互いにありがとうの発進
お互いに感謝し合うことが大切。単に「ありがとう」と伝える発進だけでなく、感謝に応える行動も大切。お互いの信頼関係に基づいて前進していく。