2015年最初の「こすぎの大学」は、未来教育会議 菊池飛鳥さん・辻信作さんに協力いただき、「武蔵小杉を次世代につなぐ」をテーマに開催しました。
<概要>
未来教育会議ワークショップ「『子供の未来~生き抜く力』を考える」
今の子供たちはいずれ学校を出て、未来の荒波に船出していくことだろう。未来の荒波とは、国内と国際社会、グローバル化と組織、環境と安全、首都圏と地方、人口と食料問題等が、複雑にぶつかりあう海域で、変化は激しく、航路の設定を難しくする。未来の子供達はそんな中で 50年も 社会で生き抜かなければならない。たとえ、大企業や役所に入っても そこで何歳まで 居られるか 誰も保障はしてくれない。
子供たちが自分の未来のために、どんな『生き抜く力』が必要で、獲得していけばいいのか。環境や社会の変化に耐える知恵や勇気、国境を越えた適用力、人へ優しさ等々。今回は皆で、考えたいと思います。
<協力>
未来教育会議
未来の社会、未来の人、未来の教育のあり方を多様なマルチステークホルダーで共に考え、共に豊かな現実を創造していくためのプロジェクトです。
急速にパラダイムシフトする社会の中では、「教育のあり方」と「社会のあり方」を同時に進化させることが大事です。
私たちが創るべき未来の社会の姿とはどのようなものか? そこで生きる人々はどのような力を持っているのか?
そして、そのような人びとを育てるための教育はどのようなものか?
学校、家庭、企業、地域が共に連携して、豊かな未来の実現に向けたアクションを創造していきます。
※「未来教育会議」ホームページ( http://miraikk.jp/about-us/ )より引用
授業のゴール「武蔵小杉で「生き抜く力」を育むためにできること」
1時限目
あなたの人生を振り返り、あなたにとって「生き抜く力」で大事な能力や資質とは具体的に何ですか。
2時限目
今までのどのような経験が自分の「生き抜く力」を育てましたか。生き抜いてきた自分を支えた経験は何ですか。
席替え
3時限目(グループワーク+発表)
武蔵小杉や自分の地域で、未来の子どもたちの「生き抜く力」を育み、養うために、あなた自身ができることや、やりたいことは何ですか。
全10グループから様々な「生き抜く力」のキーワードが抽出されました。
「人との関係」「人の話を聞く」「部活」「いい意味でずるい」「やりきる」「コミュニケーション力」「危険予知力」「人に助けてもらう」「変化し続ける」「楽しむ」「グチをこぼす」「自分で決めること」「頼り力」「学びの追求」「好奇心」「答えは一つでない」「共存力」「感謝の気持ち」「考える習慣」「常識を疑う」「希望を持ち続ける」「人を信じる」「教師を信じない」「自分を信じる」「一歩踏み出す」「原理・原則に生きる」「よく笑う」「かわす」「気にしない」「自分を知る」「失敗を覚えさせる」「痛みを知ってもらう」「ケンカ」「Do」「質問力」「相手を受容する力」「先人の真似をする力」「失敗しても立ち直る力」など。
授業のゴール「武蔵小杉で「生き抜く力」を育むためにできること」