第146回「こすぎの大学〜武蔵小杉で越境学習〜」(11月8日)

法政大学大学院政策創造研究科 教授 石山恒貴さん
法政大学大学院政策創造研究科 教授 石山恒貴さん

11月のこすぎの大学のテーマは「越境学習」、先生役は法政大学大学院政策創造研究科 教授 石山恒貴さんと修了生 森隆広さん・本多陽子さん。

 

9月に法政大学大学院 石山恒貴先生と研究室メンバー15名による『ゆるい場をつくる人々:サードプレイスを生み出す17のストーリー』(学芸出版社)が発刊され、17のストーリーの一つにこすぎの大学を採り上げてくださりました。

 

石山さんからはサードプレイスや越境学習、ゆるい場の共通点などについて、森さん・本多さんからはこすぎの大学のエピソードのお話し。うれしく、そして、楽しい時間でした。

 

【日時 】2024年11月 8日(金)19:00-20:45

【先生役】法政大学大学院政策創造研究科 教授 石山恒貴さん

     修了生 森隆広さん・本多陽子さん

【場所 】中原市民館 視聴覚室、および、オンライン

【参加者】

 

 

【先生役 石山恒貴さん・森隆広さん・本多陽子さんのプロフィール】

 

●法政大学大学院政策創造研究科 教授 石山恒貴さん 

一橋大学社会学部卒業、産業能率大学大学院修士課程修了、法政大学大学院博士後期課程修了、博士(政策学)。NEC、GE、米系ライフサイエンス会社を経て、現職。日本キャリアデザイン学会副会長、人材育成学会常任理事、Asia Pacific Business Review(Taylor & Francis) Regional Editor、日本女性学習財団理事、産業・組織心理学会理事、人事実践科学会議共同代表、フリーランス協会アドバイザリーボード等。

主な著書:『定年前と定年後の働き方』光文社、『カゴメの人事改革』(共著)中央経済社、『越境学習入門』(共著)日本能率協会マネジメントセンター、『日本企業のタレントマネジメント』中央経済社等

主な受賞:日本の人事部「HRアワード2023」書籍部門最優秀賞(『カゴメの人事改革』)、日本の人事部「HRアワード2022」書籍部門最優秀賞(『越境学習入門』)、経営行動科学学会優秀研究賞(JAASアワード)(2020)『日本企業のタレントマネジメント』、人材育成学会論文賞(2018)等

 

X https://x.com/nobu_ishiyama

 

●森隆広さん

複数の企業で人事を経験し、現在は専門サービス業で労務担当のシニアマネジャー。法政大学大学院政策創造研究科修了、研究テーマは副業。

 

●本多陽子さん

法政大学大学院政策創造研究科 研究生

法政大学大学院政策創造研究科修士課程修了

2019年から地元・川崎市にて「溝の口減災ガールズ」、知的障がいを持つパラアーティストの自立支援を応援する「さをりアートプロジェクト」などに参加。これらの活動を通じて、地域のサードプレイスなどに興味関心が湧き、大学院で学び始める。


授業風景

石山さんからはサードプレイスや越境学習、ゆるい場の共通点などについて、森さん・本多さんからはこすぎの大学のエピソードのお話し。

法政大学大学院 石山恒貴先生と研究室メンバー15名による『ゆるい場をつくる人々:サードプレイスを生み出す17のストーリー』(学芸出版社)。

全国の書店、オンラインで販売中です。

https://book.gakugei-pub.co.jp/gakugei-book/9784761529079/

当日はリアルとオンライン含めて40名以上の方々が参加。初めてこすぎの大学に参加される方も多く、うれしかったです。

参加者同士による自己紹介の様子。今回は越境がテーマなので、自己紹介では「最近、乗り越えたこと、いつもとは違うことをしたこと」を伝え合いました。

先生役の石山さん・森さん・本多さんからのお話しの後は、生徒役(参加者)同士で「ゆるい場」について対話しました。

 

(問い)

  • あなたは、今までどのようなゆるい場に参加したことがありますか?
  • 今後のゆるい場の方向性をどのように考えますか(そもそも必要か、デザインすべきものなのか、どんな場面にあればいいのか、など)

生徒役(参加者)同士で「ゆるい場」について対話した内容を全員で共有。

授業を終えて参加者全員で集合写真。今回も、ありがとうございました!


レポート

当日の様子をグラレコ。

 

ゆるい場の特徴

①出入り自由

②常連がえばらない

③事務局が目立たない

④楽しいから集まる

 

こすぎの大学の特徴

①自ら楽しむ

②できないことはやらない

③出入り自由ー毎月第2金曜日19:28スタートを固定化することで戻りやすい環境を整える