第66回「こすぎの大学」は「武蔵小杉とPTA」と題し、先生役として小学校PTA会長 国谷澄子さんをお招きしました。最近は「MBAよりPTA」という言葉が頻出されるようにPTA活動を通じて得られることは多いそうです。当日は自分の子どもだけでなく、学校や地域と連携しながら次世代を育成されている体験談をお話ししていただいた後、参加者のみなさんとPTA活動を今一度考えました。
【日時 】2018年6月8日(金) 19:28~21:15 ※受付開始は19:00~
【場所 】中原区役所 5F 会議室
【先生役】小学校PTA会長 国谷澄子さん
【参加者】33名
2008年に武蔵小杉に引っ越して、2010年に長女が小学校に入学。武蔵小杉に住んでいるのに、なぜか、タワーマンションにはPTAの広報誌が配付されないという不思議な出来事に直面。その不思議さを解決すべくPTAの広報委員担当に。
タワーマンションに広報誌を配付するために街との接点を求めて「こすぎナイトキャンパス読書会」に参加。さらに「まち・ひと・せいかつをつなぐアイデア発想&実践ワークショップ」という武蔵小杉の課題を解決するワークショップに参加することで街との接点が一気に広がったとのこと。結果としてタワーマンションにPTA広報誌を配付するという夢(!?)も実現。
同時にPTAの活動にも本格的に参加。参加するけど、モットーは「できることはやる。できないことはやらない」。実はPTA自体が任意団体。強制参加の団体ではないから。
なので、小学校の卒業式の式辞もPTA副会長の方がゴーストライティングして読んだだけ。
今一番の関心事は通学路の安全確保。JR南武線向河原駅の踏切。7:30-8:30の1時間に児童580人、一般1,800人が通行。踏切が空いている時間はわずか18分。一斉に通行する人たちの中で子どもたちの安全を確保するために「見守りボランティア」を立ち上げ。しかし、苦戦中...。
こんな感じでPTAの会長を通じてPTAの意識を変えている国谷さん。従来の「出来る人が、出来ることを、出来る時に」から「やりたい人が、やりたいことを、思う存分に」とモットーを変えて取り組んでいる国谷さん。
僕らが抱いているPTAの印象が変わった時間でした。
そして、国谷さんが強調していたのが「私は普通のおばさんなんです」ということ。PTAの会長と聞くと凄そうに感じますが、誰にでもやりたいこと&できることがあって、その範囲で行動して楽しむのもオススメですよ♪というメッセージに聞こえました。
授業のゴール「住まう街のために自分が思う存分やりたいこと」
1時限目(個人ワーク)
国谷さんの話を通じての気づきをポストイットに書いてください
2時限目(グループワーク)
国谷さんの話を通じての気づきと理由をグループでシェアしてください
席替え
3時限目(グループワーク)
住まう街のために「やりたいこと(Will)」と「できること(Can)」は?
4時限目(グループワーク)
住まう街のために「やりたい人が、やりたいことを、思う存分に」を動機づけるキャッチコピーを考えてください。PTAのように3文字のあいうえお作文で!
5時限目(発表)
「やりたい人が、やりたいことを、思う存分に」を動機づけるキャッチコピーを発表してください
「やりたい人が、やりたいことを、思う存分に」を動機づけるキャッチコピー
●住む街のために「シェア」
シ 自由に
ェ 笑顔で
ア 愛を込めて
●ちいきde丸ごと育てよう!「AFC」
A All
F for
C children
●まなべりん
ま まずは行動
な なかまと一緒に
べ べんきょう大すき
りん りんきおうへんに
●しんのすけ
し しぜんを大切に
ん んーと
の のはとばして
す すきなことを
け けいさんずくで
●当たり前ってなんだろう?「OBN」と「OBN」
O Old
B but
N New
O 思いっきり
B バカに
N なろう
●武蔵小杉で2030年に向けて「SDGs」
S 自然を感じながら
D 大好きなことを
G がっつりやろうぜ!
●番外編「コスギ」
コ 子供も大人気
ス すこやかに楽しく
ギ ギラギラ輝く街にしよう